- 『あきらめたらそこで試合終了ですよ』
- 『左手はそえるだけ・・・』
- 『手首のかかりぐあい・・・ぴしゃりだ!』
- etc.
数々の名シーンを描いてきた漫画『スラムダンク』。
どうですか?冒頭のセリフを聴いただけでその場面が蘇りますよね!
バスケ漫画の最高峰であり、日本の漫画を代表すると言っても過言ではない作品だと思います。
そんな最高の漫画『スラムダンク』より、泣ける名シーンを紹介したいと思います。
スラダンと言えば・・・
- まずおもしろい
- バスケシーンに心が奪われる
- 名セリフがたくさん
- 笑えるシーンもたくさん
- 所々泣ける
- 読み返すと名シーンの前に「思い出し泣き」
などなど。
たくさんの見どころがある素晴らしき漫画です。
ご存知の方も多いと思いますが、感動できるシーンがたくさんあり、様々な場面で涙することも多いのではないでしょうか?
僕の場合、何度も読み返したことで『あ、次こうなるんだよね……』と思い出すだけで泣きそうになってしまうことが多いです。
この記事をきっかけに、
- また読みたくなった
- あのシーン良かったよね
- まだ読んだことない → 読んでみよう
など思っていただけると嬉しいです。
ここから先は、一部ネタバレを含みます。「ネタバレ大丈夫」って方のみお進みください!
記事の概要

- まずスラムダンクのあらすじを紹介します。
- その後、感動できるシーンの対象巻数を紹介し、
- 感動できる名シーンの詳細について説明します!
スラムダンクの簡単なあらすじ
中学の時に50人にフラれた「バスケ素人」の主人公”桜木花道”。
高校入学後、『バスケットはお好きですか?』と声をかけられ、振返るとそこには花道のめちゃ好みの女の子”赤木晴子”が……。
この出会いをきっかけに、花道は湘北高校バスケ部に入部。廃部の危機などもあったが、無事チームも完成し、主将のゴリがかかげる『全国制覇』を目指す!
弱小バスケ部と言われた湘北の快進撃が今、はじまる!!
泣けるシーン 対象巻数
- 序盤の名場面[4選]
(完全版7巻より、#1〜4) - 県大会[9選]
(完全版7〜17巻より、#5〜13) - 全国大会[8選]
(完全版18巻〜24巻より、#13〜21)
全部で21の泣けるシーンの紹介となります!
スラムダンクは
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序盤の名場面[4選]

まずは序盤最大の山場ですね!
涙なしでは語れない・・・あのミッチーのセリフは、バスケをしていなくても使ったことのある方が多いのではないでしょうか?
序盤の泣けるところは「完全版7巻」に集中していますね!
#1 夢見させるようなこと言うな!!
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #7』
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #7』
宮城のことが気に入らない不良たちがバスケ部を潰しにやってきた。一悶着あったあと、木暮くんが動き出す。そう、不良の主犯の三井は湘北の元バスケ部で、中学のスーパースターだった。
ケガでバスケができないミッチー。好敵手(ライバル)の活躍。バスケへの熱い思い。本気で「全校制覇」を目指せると思っている木暮くん。
”夢” ”友情”などが複雑にからみあって、最高❗️
木暮くんかっこいいです!
#2 ドクン
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #7』
先程の木暮くんがかっこいいシーンの続きです。やってきますよ『伝説の名シーン』が!
この後の展開は有名すぎるし、何回も読んできているので、ここのミッチーの表情でうるうるきてしまいます。「次の名シーン」とわける必要はないかもしれませんが、僕はここだけで泣きそうなので・・・。
「ドクン・・」の使い方が絶妙✨
この表現力、絵に吸込まれてしまいます!
#3 バスケがしたいです
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #7』
ミッチーは中学の県大会で優勝できたのは、安西先生のおかげだと思っており、安西先生を前にしてやっと素直になることができたんですね。
上の続きになるのですが、スラムダンクの中でもトップクラスに有名かつ感動できるシーンだと思います。ついに安西先生と再会……ここから新生湘北バスケ部の誕生です!
この表情をみるだけで涙が出てしまいます!
もし辞めてしまった部活に戻りたい場合は、このセリフを使ってみよう♪
#4 洋平イケメンすぎるやろ!
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #7』
先生たちに問い詰められ、廃部の危機に陥るバスケ部。
そんなバスケ部を守るため、いや花道のバスケを応援するために、洋平が、、、桜木軍団がかばうという場面。
洋平たちは不良なのかもしれません。でも友達のためなら犠牲になれる・・・不良から学べるところもあるんですよね。
この後の徳ちゃんもかっこいいんだよね✨
徳ちゃ……堀田くんも三井くんのために、そしてこれからの試合にも応援に来ますし、素敵な友情ですね!
県大会[9選]

続いて、県大会(全国大会にいくまで)の泣けるシーンを紹介します。
県大会の対象巻数は[完全版7〜17巻]になります!
#5 やっとつかんだチャンス…
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #10』
県予選の決勝トーナメントまで進んだ湘北。ついにたどり着いたゴリ念願の神奈川王者”海南大附属”との試合。それなのに足を負傷してしまうゴリ。そしてゴリの思いを聞いた花道は・・・。
ゴリの「全国制覇」に対する熱意が感じられるシーンですね。海南を倒すことでグッと近づく全国大会出場。ずっと夢見てきた最初で最後のチャンス!なんとかしてあげたい・・・。
試合前のゴリの熱い想いも聴いている花道の活躍も、グッとくるの❗️
#6 ちくしょう
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #12』
神奈川王者”海南”にリードを広げられる湘北。さらにゴリの負傷により大ピンチでだあったが、流川の大活躍でなんとか近差の勝負に持ち込む。
しかし前半から飛ばしすぎた影響で、無念の途中交代。
1年生にして試合を引張ってきた流川。相手が神奈川王者だろうが関係ない!「自分がいるからには勝つ」という熱意が伝わってきて感激します。
立てないくらい全力でプレイするなんてなかなかできないよね❗️
前半の大活躍、交代前のダンクは胸が熱くなります!
#7 負けてない
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #12』
1年のときからの目標で、ずっと努力をしてきたゴリ。これまでは弱小チームで埋もれ続けてきたけど、「神奈川No.1プレイヤー牧」とも対等に勝負ができており、自分の努力は間違ってはいなかったと確信する場面。
捻挫しているにも関わらず、県内トップチームと対等に渡り合うゴリ。そしてゴリの努力を誰よりも知っている晴子が泣いている姿をみて、僕たち読者も涙です。
ゴリの努力や想いを知っているからこそ泣けるシーン✨
この後の魚住くんのセリフもおすすめです!
#8 ぶちかませっ
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #12』
試合終了間際、1本取らないと勝負が付く場面で、リョーちんの最高のアシストが花道につながる!そして、誰もが目を疑うほどのフェイクからの・・・ぶちかませっ!!
リバウンドを取られてゲーム終了かと思いきや、リョーちんのナイススティールが炸裂!予想外の花道のフェイク!やはり、ダンクシーンはかっこいいです♪
ここ鳥肌もんですよっ❗️
犬猿の仲の流川くんも応援するほどのシーンです!
#9 泣くな
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #12』
前述のダンクの後、花道が最高のリバウンドで同点のチャンスになるも、ゴリに出したはずのパスは相手チームの高砂に・・・。花道のパスミスによって試合は終了してしまう。
この試合の終わり方は印象的で、忘れることができませんよね。バスケを始めて数ヶ月にも関わらず、県No.1チームと互角の勝負。ただ最後は初心者らしいミスというか、これが『スラムダンクの良さ』なんだと思います。
こんないい試合みせられたら、、、泣くでしょ❗️❗️
本気で戦ったからこその涙ですね!
#10 シュート練習は…
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #13』
海南戦後、新たな課題がみえてきた花道はゴール下のシュート練習をすることに。
基礎ばっかりで文句を言ってた花道。今まではダンク以外に興味なかったのに、シュートの練習は楽しいみたいです。花道の成長をみることができる僕たち読者も「楽しいです」。
どんどん成長していく花道に、親近感が持てるのがいいですよね♪
#11 陵南戦が最後
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #13』
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #16』
部活が終わって駅まで行ったのに、花道のシュート練習を手伝いに戻ってきた木暮くん。
そんな木暮くんは、陵南戦で勝負を決めるスリーを放つ。3年間の想いが詰まったシュートシーンは必見!
ゴリとずっと一緒に支えてきた木暮くんの活躍は込み上げてくるものがありますよね。試合出場の機会は減ったけど、ちゃんと努力してきた成果が出ています。
木暮くんのスリーで全国の切符をつかんだと考えると涙が・・・。
木暮くんは感動クリエイター!笑
#12 さぁ整列だ
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #17』
陵南に辛勝し全国の切符をつかみ取った湘北。試合後はゴリの目に涙が・・・。
全国大会出場に向けてずっと努力してきたゴリや木暮くんの熱い想いを考えると、グッとくるものがありますよね。
この描写、最高だよね✨
海南戦のオマージュになっているところが「更に素敵」です!
#13 合宿
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #17』
全国大会に向けて更なる成長を目指す花道。みんなが静岡代表の高校へ合宿に行く中、花道はひとり居残り。安西先生とシュートの猛特訓をすることとなった。
ひとり居残りって書きましたが、桜木軍団と晴子が手伝いに来てくれるんですよね。さらに合宿終わり頃の安西先生のセリフが心にささりますね。
友情って素晴らしいですね!
桜木軍団やっぱ最高だよね❗️こんな友達がいるなんて花道が羨ましい✨
全国大会[8選]

最後は、全国大会部分の泣けるシーンになります。
全国大会の対象巻数は[完全版18〜24巻]になります!
#14 楽しそうにやっとるわ
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #17』
全国大会初戦は、大阪代表「豊玉高校」。ヤンキー校で、バスケ部は監督とぎくしゃくしてて、試合終盤までは嫌な感じだけど、恩師と再開して本来の姿を取り戻す。
各チームにもいろいろな想いがあって、自分たちの目標に向かってがんばる姿は心を打たれます。好きになってもらうため、オフェンス重視の北野方針は「いいな」って思います。
「好きになる」とか「楽しむ」って大事だよね✌️だからこそがんばれるんだよね🎶
#15 2年間も待たせやがって
ついに始まった『山王戦』!この試合こそが”スラムダンクの集大成”!!
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #22』
去年の全国大会覇者”山王工業”に大苦戦する湘北。一時20点以上も離されるも、花道のリバウンドでなんとか流れを取り戻し、チームとして機能しはじめた湘北。ついにこの2人が・・・。
最強”山王”の河田の前では、神奈川トップクラスのゴリでも太刀打ちできず。大黒柱であるゴリが機能しない湘北は辛い展開に。しかし、チームを活かせばいいことに気付いた(気付かせてもらった)ゴリ。ガス欠寸前のミッチーと反撃開始!
1年のときは「花道と流川」のような関係だった2人❗️木暮くんを2年間も待たせちゃって、もぉー✨笑
やはり、木暮くんが出てくるところは涙を誘われますね!
#16 変な男
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #22』
湘北大苦戦の山王戦、チームとして機能することでなんとか喰らい付いている。その流れを作っているのがバスケを始めて数ヶ月、こないだまでただの不良で、まだまだ初心者の花道なんです。
ゴリがチームを活かすために尽力し、ミッチーを使うことで山王に追いつき始める。そして、このいい流れを作っているのがオフェンスリバウンドを取りまくっている花道・・・。そう、晴子の連れてきた”変な男”!
花道覚醒後のリバウンドシーンは必見❗️✨
所々の表現や、回想シーンが本当に素晴らしいです!
#17 このオレを…!!
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #22』
湘北のいいリズムを作り出している「花道」を、日本の頂点にいるセンター「河田」がマークすることに。ゴリでさえ太刀打ちできなかった河田と、あの花道が激突!!
ゴリが敵わない相手にマークされたことで嬉しそうな花道。数ヶ月前までバスケすら知らず、アホみたいなことをしてた”あの花道”が日本一のチームに認められる・・・。
そしてマークされた時のこの表情・・・最高すぎるよ!
花道の活躍は本当に心が打たれちゃう🎶
この辺りからは涙なしには読めませんね!
#18 底がしれん
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #23』
オフェンスの鬼の流川が、沢北相手に手も足も出ず、またまた点差が広がってしまう。エースの差で勝負あったかと思われたが、流川はそんなやわな男じゃないのよ。
このシーンまでの間にも、たくさん「いいシーン」があるのですが、実際に漫画を読んで欲しいと思い飛ばしました。本物のエースと出会い、進化した集大成がこのシュートシーンに込められています!
花道に続き流川まで・・・どんどん進化していく湘北から『目が離せないね』❗️
#19 桜木君っていうの
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #23』
残り2分ちょっとで8点差。ひとつのミスが許されない状態で、山王ポイントガード深津が動き出す。深津にスティールされたボールはリョーちんに当たってルーズボールに・・・。
スラムダンクの特徴というか、ルーズボールに飛び込んでいくシーンは胸が熱くなりますよね!
ここでは回想が入りつつ、時間もゆっくり流れているようで、本当に最高のシーンです!
ここまでにもルーズボールを追いかけるシーンが出てきますが、どれも素敵です!
その中でも、このルーズボールシーンは忘れることができない名シーン✨
#20 味方の頼もしさ
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #23』
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #23』
何度突き放しても追いついてくる湘北のプレイに、山王ファンばかりの観客から声援が。そして本気で追いつくつもりのメンバーを見て、感情的になるゴリ。
「全国制覇」をずっと目指してきて、バスケに本気で取り組んできたのに周りに理解されず、辛い経験もあったのでしょう。回想を挟んでからのこの涙は、こっちも泣いてしまいますね。
あのしっかり者のゴリの涙❗️込上げてくるものがありますね。
木暮くんの表情とセリフがまたいいですよね!さすが感動クリエイター!
#21 完全版24巻 全般
「完全版最終巻の24巻」は涙なしには語れません。
ここまでの山王戦でたかぶった感情のまま「24巻」を読むと、涙が止まらないと思います。でもそれはしょうがないです!
そんな「24巻」は実際に漫画で読んでいただきたいため、ひとつだけ泣けるシーンを紹介します。
オレは今なんだよ!!
出典:井上雄彦
『SLAM DUNK 完全版 #24』
ルーズボールにとみ込んだ際に、背中を痛めた花道はベンチに。立てないくらいの痛みなのに、無理やり試合に出ようとする。
安西先生に止められてしまうが、この試合にかける想いを譲れない花道は強引に試合に戻る。
花道にとってはこの試合が『栄光時代』・・・特別な試合なんです。このチームで『全国制覇』したいんです。まだ始まったばかりのバスケット人生だけど、一番大事な試合がこの山王戦。
湘北というチームの「夢」を「想い」を叶えろ花道❗️❗️
最終巻はここからも泣けるシーンのオンパレードです!このシーンをみるだけでも読み返したくなりますね!
まとめ

名作バスケ漫画、『スラダン』の泣けるシーンを、
- 序盤の名場面[4選]
- 県大会[9選]
- 全国大会[8選]
にわけて、21シーン紹介しました。
今回紹介した「泣けるシーン」は、一部分を紹介したもので、実際に漫画本で前後を読むと、更なる感動が味わえるはずです。
この記事をご覧になっているほとんどの方は、スラムダンクが好きな方々だと思います。
連載が終了してから長い時間が経ちましたが、今読んでもおもしろい。読めば読むほどおもしろいと感じる作品です。
この記事をきっかけに、スラムダンクを『また読みたいな!』と思っていただけると嬉しいです。
また、スラムダンクをまだ読んだことない方は興味を持っていただければと思います。
最後に、「このシーンも泣けるよ!」というご意見やご感想などありましたら、ペロりん子(@Rinko_2_Pero)まで教えてくださいね♪
スラダンファンのみんな❗️熱く語りましょ♪✨
以上、ペロりん子でした!